【2022年版】東京都のおすすめ業種別Web制作会社10社を紹介!
2020年7月2日
Web制作がまるっと解るWebマガジン
更新日:2021年 12月 22日 公開日:2020年 06月 30日
今やホームページはビジネスには欠かせないものとなっております。企業紹介のを目的としたコーポレートサイトに始まり、インターネット上での売買を可能とする収益を目的としたECサイトまでその形態は様々です。しかし同時にまだまだ自社あるいは自店舗においてホームページを持っていない事業社が多数存在していることも事実です。
ホームページの制作と一言で言っても、考えなければならないことは山ほどあります。今回はこれからホームページを作成することを検討している方向けに、どのように業者を選定すべきか主なポイントに絞ってご紹介しようと思います。
ホームページというものは発注するまで、どのようなデザインに仕上がるのか正確には分かりません。また、完成するまでどのようにサイトが挙動するのかももちろん知ることができません。
有形物であれば、事前に試した上で比較検討することができますが、
無形物はそれができないことがもっともやっかいなところです。
すなわち発注者のみなさんは、支払ったお金に対して、何が出来上がるのかは発注してからでないと正確には知ることができないので、いくつかの視点をもった上で選定をしないとトンデモナイコトになってしまいます。
そんなことを少しでも防ぐために、その中でも代表的な項目に関して以下に一つずつご紹介してこうと思います。
何を最も重要とするかという優先度に関しては発注者によってもちろん様々だと思いますが、項目に関してはほぼ一致するのではないでしょうか。
企業経営をしている以上、絶対に外せないのが予算ですね。
実際複数の企業の見積を取ってみたり、いろんな制作会社のサイトを見てみると出てくる金額に大きな差が生じることは多々あると思います。
ホームページ制作の費用って主に何がしめているか考えたことはありますか?
結論から言うと、ほぼ”人件費”といって問題ないでしょう。
そのため、以下のような場合に費用が高くなることがあります。
なので、必ず費用は質に比例します。
ただし、「優秀な人が東京にしかいない」これは間違いです。
優秀な人材がいる制作会社を大阪で探すことが費用を抑えて良いホームページができることにつながります。プロジェクトメンバーが優秀だと納期ずれも起こさないですし、インハウスで完結できるケースがそれだけ増えますからね。
これは非常に選定が難しい部分です。「おしゃれ」と言っても、人によってその捉え方が全く異なるからです。またそれが原因で、社内で意見が割れて完成間際でデザイン変更など、サイト制作におけるトラブル要因の上位であることも注意です。
トラブルなく理想のサイトにするために必要なことは以下と考えます。
①自社の関係者全員のデザインイメージを明確にする。
※参考サイトなどを集めること。
②選定前に事前に制作会社のサイトで近しいデザイン実績を確認する。
③発注前に各業者からデザイン案は出してもらう
④プロジェクト進行中は最終決裁者もデザインチェックに入ってもらう
システムの仕様。これもトラブル要因です。「皆さんが実現したいこと」を「100%正確に業者に伝えること」が困難だからです。
特に発注者は多くの場合システムのプロフェッショナルではないかと思います。
なので、「こんな感じにしたい」という要望が、専門的に見ると「物理的に難しい」というケースは多々あります。(※企業の規模や実績によって回答が左右する部分です。もちろんどの業者でも不可能なケース存在します。)
とはいえ、皆さんのビジネスの未来を担う重要なホームページですので、双方が納得する形で仕様を定める必要があるので、そのためのポイントをご紹介します。
①参考サイトの提示
「やりたい」と思っている多くの機能は、皆さんが別のサイトで目にした機能を参考としていることがほとんどです。
実現したい機能の実物を業者に見せることでずれを最小限にできます。
②補足の願望はテキストや図を用いてできる限り具体的に
参考サイトがあるといえ、100%コピーであるケースもほとんどありません。
すなわち部分的には自社のオリジナルにしたい機能があると思います。
その部分を正確に伝えることが非常に重要です。
そのためには口頭ではなく、文字と図を用いて丁寧に伝えてあげてください。
更に伝わったかどうか、業者から説明をしてもらい確認してください。
③確定したら仕様書として、双方が保有することでトラブルを回避する
これはお客様と業者の両方を守るためです。
お客様からも必ず作成依頼をするようにしましょう。
システムの仕様変更はプロジェクトのスケジュールに大きく左右します。
この部分で手を抜く影響ははかり知れませんので、時間をかけてでもしっかり
していきましょう。
また、確定後の仕様変更は費用が発生することが多いので絶対やめましょう。
規模により必要期間は様々ですが、以下参考程度としてご覧ください。
そして「納期ズレ」。これもトラブル事例としてよく耳にします。
ただ、原因の多くは上述の通り「事後のデザイン・システムの仕様変更」です。
それさえなければ、基本的には経験に基づいて出されているスケジュール進行通りだと思っていただければ大丈夫かと思います。
また、サイト制作の進捗は業者のみならず、発注者のみなさまにも大きく左右します。 特にプロジェクト序盤の皆さんのご協力は欠かせません。
これらの事例からわかる通り、スケジュールを管理するのは皆様のタスクとも言えます。
・どんなサイトを作りたいのか(サイト種別)
・いつまでに完成させないといけないのか
・関与するメンバーは誰なのか
このあたりを念頭に入れ、逆算して業者選定に取り掛かると良いと思います。
みなさんが全体像を理解したうえで、自社内をコントロールするだけで、
質も納期も目標達成につながるでしょう。
ここまでのほとんどがトラブルにつながることでしたね。(笑)
それだけ、発注者にとって重要な指標であるということです。
いずれの場合も、生じる際には共通点があります。それは
コミュニケーションロス(=ミスリーディング)
すなわち、「言ったことと理解したことが一致していない」ことです。
そして、それらは多くの場合”非対面時”のやり取りによって生じています。
上述の通り、「文字と図」で伝えるとは言いましたが、もちろん言葉での理解も必須です。
また、表情や声色などは双方の理解度を知るためには欠かせないものです。
メール送ったから大丈夫。電話で話したから大丈夫。それは危険です。ただでさえ伝達が難しいことをやろうとしているのに、それだとトラブル起こしましょうと言っているようなものです。
業者選定時には「ご自身のエリアの拠点の有無」も外せないファクターだと思います。もし、信用できる業者がなかったとしても、「可能な限り対面での打ち合わせが可能」であることは外せない要素だと思います。
最後にビジネス的なお話です。
皆さんは何のためにホームページを作るのでしょうか。もちろん作るに至った、当初の目標を達成するためですね。
などが代表例でしょう。では質問です。
Q.予算内で大満足のデザインとシステムが実装されたホームページができました。
目標達成ですか?
答えはNOですよね?
そうです。ホームページ制作は目標達成のための手段であり目標そのものではありません。
もし、大満足のサイトができたとしても、ひとりもアクセスがなかったら意味がありません。無人島に作った一流レストランみたいなものです。大赤字ですね。(笑)
目標は「ページを見てもらい、興味を持ってもらい、その先につながること」です。そのためにもWEBマーケティングの知見は無視することができません。
業者の選定の際には、制作実績とともにWEBマーケティングにおける知見と実績も併せてヒアリングすることで、制作後にもポジティブに働くと思います。
長々と記載しましたが、それほどホームページ制作の業者選定は注意が必要ということが少しでも伝われば幸いです。ホームページは資産とも言われている大事な存在です。その選定をないがしろにしてはいけませんよね。みなさん自信が制作プロジェクトの流れを理解していただくことで、win-winの結果が得られると思っています。
また「どこに頼めばいいのか分からない」「相談から乗ってほしい」という方もお気軽にお問い合わせください。